|
『【食べ歩き日記】 べにや無何有−01』から続く晩餐のレポートです。 合肴 『蓮蒸し』 『かぶら蒸し』の蕪の代わりにレンコンを擦って 中に具を詰め蒸し上げた一品。 ショウガ風味のべっこう餡で食します。 かに料理の直後は加賀野菜を用いた 『焚き合わせ』を供するのが通常のようですが、この日は違いました。 が、3品目に登場した『百合根饅頭』と似通った料理だった点が 残念と云えば残念でした。 焼物−2 『のど黒焼き』 お品書きには『焼き浸し』と書いてありましたが、 何に浸してあったのかハッキリとは判りませんでした。 ノドグロは北陸特有の呼び名で一般的にはアカムツ、 口の中が黒い事から『のどぐろ』と呼ばれる高級魚です。 左に添えられているのは『金時草(きんじそう)』と云う 加賀野菜の胡麻和えです。 名前は葉の裏側の金時芋のような紫色に由来しているそうです。 茹でるとぬめりが出る変わった野菜です。 煮物 『合鴨つみれ鍋』 お品書きには『名物』の文字が打たれていました、が... 確かに合鴨にしては風味豊かで美味しい肉でしたが、 メインディッシュとしては味付けが薄くて 最後に腰砕けの印象を残してしまいました。 鍋の具を食べ終わったら残りの出汁で雑炊を作ってくださるのですが、 これも味わいは凡庸でした。 甘味 『杏仁豆腐といちご』 蜜の掛かった杏仁豆腐にはきな粉が忍ばせてあり、 その風味とザラッとした舌触りが心憎いアクセントとなっていました。 イチゴは『あまおう』、イチゴそのものがそれなりに美味しいのに、 粒あんを添えた上に練乳が掛かっていました。 ちなみに『あまおう』の名の由来は 「あかい」「まるい」「おおきい」「うまい」の頭文字です。 『夜食』 シソ巻きです。 夜食が必要無い位、夕食はボリューム満点でした。 『朝食』 ヨガの後、9時から遅めの朝食を摂りました。 おかずは非常に盛り沢山、とりわけキノコ入りの佃煮海苔と たらこは絶品でした。 白飯のおかわりも進みます。 米処と云えば新潟が真っ先に思い浮かびますが、 石川や福井も負けず劣らず美味しい米の名産地との事。 「新潟は面積が広いから収穫量も多いんだ!!」そうです。 地元のバスガイド曰く、 「コシヒカリの育ての親は新潟ですが、生みの親は福井」なのだそうです。 それを裏付けるように、北陸はどこも酒処としても有名です。 全国的に日本酒の消費量が落ち込む中、 北陸だけはまったく落ち込まないらしいです。 最後に地理的ウンチクですが... 小生、『北陸』と聞けば福井・石川・富山・新潟の4県を思い浮かべてましたが、 基本的には新潟を除く3県を指すのだそうです。 云われてみれば、新潟は甲信越(山梨・長野・新潟)に属しますからね... 『北陸4県』と云う表現を以って新潟を含むのだそうです。 追加料金を払えば『蟹コース』や『真鴨コース』、 あるいは『特選コース』も用意してくださるとの事。 季節によっては『筍コース』や『鮑コース』 あるいは『松茸コース』も味わえるようです。 季節ごとの食を愉しみに訪ねたい名宿と云えるでしょう。 (【食べ歩き日記】 べにや無何有−01へ戻る、 もしくは【ホテル旅館事典】 べにや無何有を読む、 もしくは北陸旅行日記 インデックスへ戻る |
| << 前記事(2008/02/01) | ブログのトップへ | 後記事(2008/02/13) >> |